インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ローマ観光編 part2
PRADAやGUCCI、FURLAなど、日本でも有名なイタリア発祥の高級ブランド。
そんな有名ブランドのアウトレットがイタリア各地にあるというので、そのうちのひとつカステルロマーノに行ってみました。
ローマ観光編 part2
今回の教訓
- カステルロマーノ行きのバスは事前チェック必須
- 160ユーロ以上の買い物をする予定があるならパスポートは携帯必須
- 税関に寄る場合は3時間以上余裕を持っていく
カステルロマーノ
カステルロマーノは、ローマでもっとも大きなアウトレット。
150軒近いブランドが入っており、食事ができる場所もあります。
取り扱い店舗詳細はこちら
インターネットで調べると、ローマテルミニ駅からシャトルバスが出ているとのこと。
チケットはバスの中でも買えると書いてある記事もあったのですが、ちょっと不安なので、事前に購入することにしました。
シャトルバスのチケット購入
ローマテルミニ駅からカステルロマーノに行くバスの始発は9:30ときいていたので、8時ごろに一度ホテルを出て、チケット売り場を探しました。
ホテルを出て駅の方に歩いて行くと、「TICKETS」と書かれた緑の屋根の屋台が見えてきました。
こちらの地球儀のイラストとともに書かれた『TICKETS』のマークは、ローマ市内の観光地や主要駅などで、しばしば目にすることがあると思います。
このマークがあるところは安全っぽいので(ぽいだけ)、屋台のお姉さんにカステルロマーノ行きのチケットが売っているかどうかたずねてみました。
言語に自信のない方は、こちらをお使いください。
Vendi i biglietti per Castel Romano?(カステルロマーノ 行きのチケットは売っていますか?)
チケットは往復券で15ユーロ。その他、優先乗車(往復)+10%割引券のセットが35ユーロで販売されていました。
アウトレットで200ユーロ以上の買い物をする予定がある方は、35ユーロのチケットを購入した方がお得です。
参考になるブログ
インターネットで調べた際、バス乗り場がコロコロ変わるとも書いてあったので、バス乗り場の場所も聞きました。
Conosci la fermata dell'autobus?(バス停を知っていますか?)
当時のバス乗り場は48番。テルミニ駅の建物沿いを東(駅を背にした時、左側)にずっと下っていったところにありました。
無事ロケハンを終了した私たちは、ホテルにチェックアウトしに戻りました。
カステルロマーノへ
8時半すぎにホテルをチェックアウトし、kipointへ。kipointまでの行き方はこちらのブログが参考になります。
参考になったブログ
荷物を預けてからバスの出発までに少し時間があったので、駅周辺を散策しました。
バスの時間は9:30。9時過ぎにバス停に戻ると、2〜3組の列が。日本人もいました。
待っている間暇だったので、帰りの飛行機のオンラインチェックインを試みましたが、またもや失敗しました。
9:12、アウトレット行きのバスが到着。一安心…
(多分)時間通りに出発したバスは、10:20分ごろにカステルロマーノに到着。
カステルロマーノにも、タックスフリー加盟店がたくさん。
ひとつの店舗で160ユーロ以上買い物をする場合は免税手続きができるので、パスポートを持っておく必要があります。
ちなみにイタリアで利用されているタックスフリー会社は、Global BlueやPremier Tax Freeなど、いくつかあります。
そして、空港でタックスリファンドの手続きをする場合、会社によってカウンターが異なります。
カステルロマーノではブランドごとに使用している会社が違うため、お会計の際に受け取った書類の色が複数になってきたら、空港の滞在時間をすこし長めにとった方がいいと思います。(痛い目見てます)
お昼は併設されたマクドナルドで。
サラダに5mlほどのオリーブオイルのボトルがついてきたり、グリッシーニがついてきたりと、イタリアっぽさ満載。
後から知ったのですが、マクドナルドのイタリア進出には反対運動が起こった歴史があり、イタリア人に受け入れられやすい外観にしたり、国内の原材料を使ったりしているそうです。
フィウミチーノ空港へ
帰りは20:50発の飛行機を予約していたため、3時間前には空港に着けるように逆算し、17:35にテルミニ駅を出発する特急を予約。
15:30にカステルロマーノを出るバスに乗り、16時過ぎにテルミニ駅に到着。16時台のkipointは結構混んでおり、少し並びました。荷物は2つで20ユーロ。
テルミニ駅から空港まではトレニタリアで30分くらい。1人あたり14ユーロ。
ここでは改札を出る時、各自コードを持っておく必要があります。
あらかじめプリントアウトしておくか、スマホの画面を出した状態で列に並ぶとスムーズです。
免税手続き
タックスリファンドの手続きを受ける場合、購入した免税品を国内で使用していないかどうかを税関で確認してもらう必要があります。
税関はセキュリティチェックの前後にあるようですが、私たちは預けるスーツケースにも免税品を入れてしまっていたため、まずは税関に向かいました。
税関に到着すると、すごい行列…この時点で18:22。
タックスリファンドの方法は、タックスフリー会社によって少しずつ変わってきます。
Global Blueの場合は、写真左にあるカウンターで、免税書類とパスポート、航空券の番号の3点を提出するだけで、現金(ユーロ)で還付金を受け取れます。
もっともメジャーなのか窓口も多く、いちばん簡単でした。ここだけなら所要時間15分くらい。
Premier Tax Free(緑色の封筒)と、オレンジの免税書類の場合は、まず写真中央の「DOGANA-COSTOMS(税関)」でスタンプをもらう必要があります。(現在はスタンプは電子化されているそうです)
ここでは買ったものを見せることを要求されるので、スーツケースなどに免税品を入れている場合は、すぐに開けられるように鍵を開けておかないと顰蹙を買います。
免税書類とパスポート、航空券の番号、免税書類を作る際に使用したクレジットカードの4点を提出し、サインをもらいます。
オレンジの封筒の場合は、サインをもらったらそのまま右横にあるポストに投函。後日クレジットカードに還付金が返金されます。
Premier Tax Freeの場合は、サインをもらったあとに、会社名が書いてあるカウンターに並び直します。
サインをもらった書類とパスポート、航空券の番号、クレジットカードを提示したら終了。特に投函の必要はないようでした。
ちなみに、Premier Tax Freeからの返金は5月27日、オレンジの方は7月17日にカード会社から返金完了のお知らせがきていました。
余談ですがここ税関で、この度最大のピンチを経験することになった私たち。
運悪く、目の前の中国人観光?客3人組が、大量の買い物をしており、手元にない免税品があったり、すでに身につけてしまっているものもあったりと、税関で大揉め。
担当の人全員がかかりっきりになってしまい、列がまったく進まず、1時間が経過。
時刻は19:20。フライトは20:50。まだチェックインすら済ませてない。超絶イライラ。
幸い私たちはスーツケースを開いて2秒でスタンプをもらうことができたので、すぐに鍵をしめて空港を大爆走。
せっかくフィウミチーノ空港の免税店はみどころ満載と聞いていたのに…
免税エリアのVenchiでチョコレートを大人買いすることしかできず、集合時間がきてしまいました。
次回は5時間くらい前に空港に着くようにしようと、心に固く誓いました。
今回のお会計(一人あたり)
( € ) | |
---|---|
バス乗車券(カステルロマーノ往復) | 35 |
Kipoint | 10 |
ランチ(マクドナルド) | 11 |
特急(ローマから空港) | 14 |
小計 | 70 |
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