インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ローマ出発編
ばたばたと焦りながらもなんとかフライトの集合時間に間に合った私たち。
忘れちゃいけないのがこの旅はトランジット便。お家に帰るまでが遠足です。
フィウミチーノ空港から北京空港まで
今回予約した帰りのチケットは以下の通り。
5月3日 21:15 フィウミチーノ空港→5月4日 13:10 北京空港
5月4日 17:10 北京空港→21:30 羽田空港
北京空港で4時間の乗り継ぎ時間あり。
基本は往路の教訓に則って、油断せずに帰りましょう。
(参照:インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた 羽田出発編 - おぼえがき)
5月3日 18時10分 フィウミチーノ空港到着
空港には、出発3時間前くらいに着いておけばいいかな〜と思い、18時ごろ到着する特急を予約。
ところが税関で一悶着あったせいで、時間の余裕が全然なかったので、フィウミチーノ空港をゆっくり観光するためにも、5時間前には空港にいるようにした方が良かったです。
詳細は前回へ
今回のチェックインカウンターは388。飛行機の集合時間は20:00。
早速、税関の右側にある出国ゲート(E21)へ向かいます。
パスポートチェックは日本とEUの乗客のみ、別ルートを案内されました。めちゃゆるでした。
泣く泣く免税店を通り過ぎ、Venchiで最後の買い物。集合場所に到着したのは19:51とぎりぎりでした。
長旅に備え、集合場所付近の売店で買い物。ペットボトルは2本で6.2ユーロと強気の価格設定でした。
20時9分搭乗開始
乗客はほぼ中国人で、だいぶ騒がしい感じでした。21:08離陸。ほぼほぼ予定通りです。
1回目の機内食は22:15ごろ。ビーフスパゲティかチキンライスのどちらかを選べました。パンもあたたかくて美味しかったです。
ドリンクはソフトドリンクやビールの他、ワインもありました。
23時ごろに消灯。2時ごろに「現在北京は朝の8時です」とアナウンスあり。外は晴天でした。
イタリア時間4時ごろに電気がつき、2度目の機内食のアナウンスがありました。(爆睡していたので、起きたら配布済みでした)
イタリア時間6:13、着陸準備。6:18(北京は12:18)に着陸。
中国時間12時18分着陸
飛行機を降りたら流れに沿って空港内へ移動しました。
進行方向左に「外国人」と書かれたレーンがあるので、そこを通過。パスポートと航空券を機械に通します。
トランジットの出国審査はいちばん左のレーン。
往路とは違い、かなりゆるい感じで、機内で脱いだ靴やお菓子の分の手荷物が増えてしまいましたが、特に指摘されませんでした。
北京空港から羽田空港へ
iPhoneのWi-Fiを繋ぐと、羽田空港行きのフライトが17:40に変更になったという通知が。
出発まで5時間くらいありましたが、余りのお金が5元しかなかったので、空港内の換金所で35ユーロを179元に替えてもらいました。
今回は空港から出ず、免税店を見てまわったり、疲れた身体を休ませたりしました(ただ座ってただけ)。
中国時間17時0分搭乗開始
中国時間17:00に搭乗開始。17:30に飛行機が動き始めたものの、離陸許可待ちということで機内で待機。
18:15に離陸。寒かったです。
機内食はビーフかフィッシュが選べました。ドリンクにはジャスミン茶が。
機内では「携帯品・別送品申告書」という黄色い紙が配布されました。
入国手続きで必要になるので、パスポートとボールペンが手元にあると楽です。
日本語版を切らしていることもあるようで、CAさんが中国語版でもいいですか?とたずねてまわっていました。みんな、読めるのか?
日本時間22:08に着陸。
22:40ごろに預け荷物を受け取り、無事に帰国。
ここまできたらもう安心。楽しかった旅も終了です。
レンタルWi-Fiを返却し、バスで帰宅しました。
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インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ローマ観光編 part2
PRADAやGUCCI、FURLAなど、日本でも有名なイタリア発祥の高級ブランド。
そんな有名ブランドのアウトレットがイタリア各地にあるというので、そのうちのひとつカステルロマーノに行ってみました。
ローマ観光編 part2
今回の教訓
- カステルロマーノ行きのバスは事前チェック必須
- 160ユーロ以上の買い物をする予定があるならパスポートは携帯必須
- 税関に寄る場合は3時間以上余裕を持っていく
カステルロマーノ
カステルロマーノは、ローマでもっとも大きなアウトレット。
150軒近いブランドが入っており、食事ができる場所もあります。
取り扱い店舗詳細はこちら
インターネットで調べると、ローマテルミニ駅からシャトルバスが出ているとのこと。
チケットはバスの中でも買えると書いてある記事もあったのですが、ちょっと不安なので、事前に購入することにしました。
シャトルバスのチケット購入
ローマテルミニ駅からカステルロマーノに行くバスの始発は9:30ときいていたので、8時ごろに一度ホテルを出て、チケット売り場を探しました。
ホテルを出て駅の方に歩いて行くと、「TICKETS」と書かれた緑の屋根の屋台が見えてきました。
こちらの地球儀のイラストとともに書かれた『TICKETS』のマークは、ローマ市内の観光地や主要駅などで、しばしば目にすることがあると思います。
このマークがあるところは安全っぽいので(ぽいだけ)、屋台のお姉さんにカステルロマーノ行きのチケットが売っているかどうかたずねてみました。
言語に自信のない方は、こちらをお使いください。
Vendi i biglietti per Castel Romano?(カステルロマーノ 行きのチケットは売っていますか?)
チケットは往復券で15ユーロ。その他、優先乗車(往復)+10%割引券のセットが35ユーロで販売されていました。
アウトレットで200ユーロ以上の買い物をする予定がある方は、35ユーロのチケットを購入した方がお得です。
参考になるブログ
インターネットで調べた際、バス乗り場がコロコロ変わるとも書いてあったので、バス乗り場の場所も聞きました。
Conosci la fermata dell'autobus?(バス停を知っていますか?)
当時のバス乗り場は48番。テルミニ駅の建物沿いを東(駅を背にした時、左側)にずっと下っていったところにありました。
無事ロケハンを終了した私たちは、ホテルにチェックアウトしに戻りました。
カステルロマーノへ
8時半すぎにホテルをチェックアウトし、kipointへ。kipointまでの行き方はこちらのブログが参考になります。
参考になったブログ
荷物を預けてからバスの出発までに少し時間があったので、駅周辺を散策しました。
バスの時間は9:30。9時過ぎにバス停に戻ると、2〜3組の列が。日本人もいました。
待っている間暇だったので、帰りの飛行機のオンラインチェックインを試みましたが、またもや失敗しました。
9:12、アウトレット行きのバスが到着。一安心…
(多分)時間通りに出発したバスは、10:20分ごろにカステルロマーノに到着。
カステルロマーノにも、タックスフリー加盟店がたくさん。
ひとつの店舗で160ユーロ以上買い物をする場合は免税手続きができるので、パスポートを持っておく必要があります。
ちなみにイタリアで利用されているタックスフリー会社は、Global BlueやPremier Tax Freeなど、いくつかあります。
そして、空港でタックスリファンドの手続きをする場合、会社によってカウンターが異なります。
カステルロマーノではブランドごとに使用している会社が違うため、お会計の際に受け取った書類の色が複数になってきたら、空港の滞在時間をすこし長めにとった方がいいと思います。(痛い目見てます)
お昼は併設されたマクドナルドで。
サラダに5mlほどのオリーブオイルのボトルがついてきたり、グリッシーニがついてきたりと、イタリアっぽさ満載。
後から知ったのですが、マクドナルドのイタリア進出には反対運動が起こった歴史があり、イタリア人に受け入れられやすい外観にしたり、国内の原材料を使ったりしているそうです。
フィウミチーノ空港へ
帰りは20:50発の飛行機を予約していたため、3時間前には空港に着けるように逆算し、17:35にテルミニ駅を出発する特急を予約。
15:30にカステルロマーノを出るバスに乗り、16時過ぎにテルミニ駅に到着。16時台のkipointは結構混んでおり、少し並びました。荷物は2つで20ユーロ。
テルミニ駅から空港まではトレニタリアで30分くらい。1人あたり14ユーロ。
ここでは改札を出る時、各自コードを持っておく必要があります。
あらかじめプリントアウトしておくか、スマホの画面を出した状態で列に並ぶとスムーズです。
免税手続き
タックスリファンドの手続きを受ける場合、購入した免税品を国内で使用していないかどうかを税関で確認してもらう必要があります。
税関はセキュリティチェックの前後にあるようですが、私たちは預けるスーツケースにも免税品を入れてしまっていたため、まずは税関に向かいました。
税関に到着すると、すごい行列…この時点で18:22。
タックスリファンドの方法は、タックスフリー会社によって少しずつ変わってきます。
Global Blueの場合は、写真左にあるカウンターで、免税書類とパスポート、航空券の番号の3点を提出するだけで、現金(ユーロ)で還付金を受け取れます。
もっともメジャーなのか窓口も多く、いちばん簡単でした。ここだけなら所要時間15分くらい。
Premier Tax Free(緑色の封筒)と、オレンジの免税書類の場合は、まず写真中央の「DOGANA-COSTOMS(税関)」でスタンプをもらう必要があります。(現在はスタンプは電子化されているそうです)
ここでは買ったものを見せることを要求されるので、スーツケースなどに免税品を入れている場合は、すぐに開けられるように鍵を開けておかないと顰蹙を買います。
免税書類とパスポート、航空券の番号、免税書類を作る際に使用したクレジットカードの4点を提出し、サインをもらいます。
オレンジの封筒の場合は、サインをもらったらそのまま右横にあるポストに投函。後日クレジットカードに還付金が返金されます。
Premier Tax Freeの場合は、サインをもらったあとに、会社名が書いてあるカウンターに並び直します。
サインをもらった書類とパスポート、航空券の番号、クレジットカードを提示したら終了。特に投函の必要はないようでした。
ちなみに、Premier Tax Freeからの返金は5月27日、オレンジの方は7月17日にカード会社から返金完了のお知らせがきていました。
余談ですがここ税関で、この度最大のピンチを経験することになった私たち。
運悪く、目の前の中国人観光?客3人組が、大量の買い物をしており、手元にない免税品があったり、すでに身につけてしまっているものもあったりと、税関で大揉め。
担当の人全員がかかりっきりになってしまい、列がまったく進まず、1時間が経過。
時刻は19:20。フライトは20:50。まだチェックインすら済ませてない。超絶イライラ。
幸い私たちはスーツケースを開いて2秒でスタンプをもらうことができたので、すぐに鍵をしめて空港を大爆走。
せっかくフィウミチーノ空港の免税店はみどころ満載と聞いていたのに…
免税エリアのVenchiでチョコレートを大人買いすることしかできず、集合時間がきてしまいました。
次回は5時間くらい前に空港に着くようにしようと、心に固く誓いました。
今回のお会計(一人あたり)
( € ) | |
---|---|
バス乗車券(カステルロマーノ往復) | 35 |
Kipoint | 10 |
ランチ(マクドナルド) | 11 |
特急(ローマから空港) | 14 |
小計 | 70 |
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インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた バチカン市国観光編
ローマ市内からバチカン市国へ行くには、地下鉄A線に乗り、Ottaviano駅で降ります。
駅から10分ほど歩くと、バチカン市国のシンボルが描かれた壁(?)が見えてきます。「チケット持ってる?」などと、話しかけてくる人が大量にいるので注意してください。
バチカン市国観光編
今回の教訓
- 道端で話しかけられても絶対に反応しない(2度目)
- バチカン美術館の予約は朝イチがおすすめ
- 郵便物を送る場合は事前準備を
バチカン市国の見どころ
結論から言うと、バチカン美術館→サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ→大聖堂構内の順に観光するのがいちばんスマートです。
そのため、バチカン市国への旅が決まったら、朝イチのバチカン美術館の入場券を予約しておくのがBetter。
バチカン市国の観光スポットを調べると、「バチカン博物館」「バチカン美術館」「サン・ピエトロ大聖堂」「システィーナ礼拝堂」「クーポラ」といったキーワードが出てくると思います。
調べた時にとっても戸惑いました。
厳密なことはわかりませんが、こんな感じっぽいです。
サン・ピエトロ大聖堂の構内にあるのがクーポラ
バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂の入り口は別
サン・ピエトロ大聖堂
バチカン美術館に到着したのは11時20分ごろ。
事前予約していた入場チケットの時間は15時だったので、入り口だけ確認して、サン・ピエトロ広場に向かいました。
人の流れにしたがって歩いていると、入り口が見つかります。
サン・ピエトロ大聖堂に入るには、荷物チェックが必要。広場に着いたのは11時半過ぎでしたが、すでに大行列ができていました。
炎天下の中並ぶこと30分。12時10分ごろに荷物チェックを終え、やっと大聖堂へ。並んでいる間、抜かしてこようとする外国人がすごく多いので、注意してください。
道なりに進むとこの看板が出てきます。クーポラに登る予定の方は緑の矢印の方に進むと受付ゲートがあります。
クーポラ
エレベーターを使用するコースは1人あたり10ユーロ、階段のみのコースは8ユーロ。エレベーターのコースを選んでも、頂上まではかなり歩きます。
道中、かなり急な階段もあるので、高齢や太りすぎなどの理由で、見学を断られている方もいました。
支払いは現金のみです。チケット購入までも30分近く並びました。
ここから徒歩コース。
後ろからどんどん人がくるので、どんどん進みます。
汗だくになりながら、止まることを許されずに進み続けた先には…
こんな絶景!!
ここまできて13時すぎ。
汗だくの私たちには心地いいほどの強風が吹いており、なかなか降りる気になりませんでした。
構内
エレベーターを降りたらもうすぐに構内。どこもかしこも豪勢に施された装飾に目を見張ります。
豪華な装飾に見惚れていたら14時をすぎていたので、あわててバチカン美術館へ向かうことに。
大聖堂を出たところに郵便局があったので、美術館でポストカードを買って、ここで出そう!と思いつきました。(採算度外視)
バチカン美術館
サン・ピエトロ広場から美術館までは徒歩で20分くらい。
人混みの中、入り口を探してうろうろしていると、スタッフさんがチケットを確認して回っていました。(スタッフさんじゃない人もうろうろしているので要注意)
今回はGetYourGideというサイトで、美術館&システィーナ礼拝堂の入場券+オーディオガイドのセットを購入。
1週間ほど前に予約して、2人で8,904円でした。
予約するとメールでPDFが届くので、念のため印刷して持っていきました。
ディスプレイにしたがって、エントランスを目指します。
今回予約したチケットは、『BUY TICKETS』ブースで、紙のチケットに交換してもらう必要がありました。
事前に調べた時に、美術館見学の所要時間は最低3〜4時間とかいてありました。
美術館の営業時間は18時までなので、お目当てのシスティーナ礼拝堂を確実に見るため、少し急ぎ気味で回りました。
細かい展示物の部屋など、飛ばしてしまったブースもありますが、なんとかシスティーナ礼拝堂に到着。この時点で16:13。
こちらも多分に漏れず大混雑しており、終始騒がしい状態。何度も何度も「Silent…」と天からお叱りの声が聞こえてきます。
美術館を出たのは17時すぎ。
バチカン郵便局でポストカードを出したいとかいう軽はずみな思いつきを恨みながら、再度郵便局を目指します。
こんな無駄な時間を費やさないためにも、美術館は午前中に見て回った方が賢明です。
しかし、郵便局の営業時間は17時までだったよう。
着いた頃にはすでにCLOSEしていましたが、左側に献血カーのような車が停まっており、そこで郵便物を受けつけていました。
アジアまでのポストカードは2.4ユーロ。5月2日に大阪宛に送ったものは、5月11日に届いたようです。
ポストカードの宛名の書き方は、こちらを参考にしました。
慌てて書いたので、だいぶ枠をオーバーしてしまいました。郵便物を出したいと考えている方は、事前に下書きまたはイメトレしておくと良いです。
この時点で17:43。再びトレヴィの泉に行くという使命があったので、バチカン市国を後にしました。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
予約編
スケジュール編
羽田出発編
北京観光編
北京出発編
ミラノ出発編
トリノ観光編
ミラノ観光編
ヴェネツィア観光編
フィレンツェ観光編
ローマ観光編 part1
バチカン市国観光編
ローマ観光編 part2
ローマ出発編
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ローマ観光編 part1
ローマは2泊2日。情弱が災いし、いろいろなハプニングを体験することになりました。
今回の教訓
ディナー
口コミが良かったので、SANTIへ。ホテルからは徒歩2分の距離でした、
メニューに日本語がふられていたり、お客さんも日本人の中高年が多かったので、急に現実に引き戻されたような感覚に陥りました。
メニューはかなりリーズナブルで、サイドは3〜8ユーロ、メインは7〜15ユーロと格安。量は日本人向けなのか控えめだったので、イタリアでは適正価格なのかもしれません。
かなり混雑しており、提供までに結構時間がかかった記憶があります。行かれる際は時間に余裕を持って行くといいと思います。お会計は58.5ユーロ。
ローマ観光 part1
トレヴィの泉
今回もモーニングがついているプランだったので、腹ごしらえをしてから出発。
クロワッサンはやたら甘いですが、ハムやチーズはどれも絶品でした。
7時半ごろにホテルを出発し、地下鉄Termini駅の券売機へ。
100分有効の1回券は1.5ユーロ、24時間券は7ユーロ。5回も地下鉄に乗る予定がなかったので、1回券を購入しました。
Google Mapsの指示通り、地下鉄A線Battistini行きの列車に乗り、「Barberini」駅を目指します。
目指すのですが。
気づいたら「Flamimio」駅にいます。あれ?乗り過ごしたかな、と慌て気味に逆方向へ。
そして気づくとTermini駅。
これを4回繰り返して(アホ)、工事中のためBarberini駅とSpagna駅の2駅を通過していることを知りました。(Barberini駅は無期限封鎖中とのこと)
たしかに、GoogleMapsにアテンションマークがついていたような…
かなり時間を無駄にし、Flamimio駅から歩くことを決めた時にはもう8時半。
ポポロ広場を通り抜け、立派な建築物を眺めながら歩くこと20分。
トレヴィの泉にたどり着きました。
が。
ちょうど清掃タイム…
時刻は8時55分。一息つこうにもどこも開いてないので、その足で次の目的地 コロッセオへ。
コロッセオ
いくら調べても歩く以外のルートが見つからないため、観念して歩いて向かうことに。
トレヴィの泉からコロッセオへは、徒歩19分です。歩いて向かう途中にフォロ・ロマーノがありました。
コロッセオに着いて、入場券を買える場所を探してうろうろ。
これが過ちのはじまりです。
当日チケットの購入列っぽい行列もありましたが、情弱には難易度が高く、引き続きうろうろしていると、フレンドリーに話しかけてくる現地人。
ミサンガ詐欺に引っかかりました。
このブログに手口が詳細に写真つきで書かれているので、コロッセオに行かれる日本人は、かならず目を通しておくと良いと思います。
長時間歩いた疲れと暑さも相まって、コロッセオは周囲を一通り撮るだけにして、その場を後にしました。
ちなみにチケットは当日でも買えるそうです。
スリも詐欺も多い場所なので、コロッセオの観光はツアーが安心かもしれません。
バチカン市国へ
バチカン市国に向かうため、最寄駅(?)のVittorio Emanuele駅へ。暑さに負け、駅付近のジェラート屋さんで一休みすることにしました。
写真も撮らずただただ涼んだで店を後にしたようです。(記憶が全然ない)
バチカン市国へは、Vittorio Emanuele駅から地下鉄に乗り、7駅先のOttaviano駅で降ります。
時系列順に書くと長くなってしまいそうなので、バチカン市国は別編でお送りします。
バチカン市国編へ
ローマ観光つづき
スペイン広場
バチカン市国を一通り満喫した後は、朝清掃中でコインが投げられなかったトレヴィの泉へもう一度向かうことに。
Ottaviano駅から地下鉄A線に乗り、2駅先のFlaminio駅で下車します。
同じ道をたどるのもナンセンスなので、ポポロ広場から9分歩いたところにある、スペイン広場に寄り道することにしました。
「ローマの休日」でおなじみの階段はすごい人でした。この時は2ヶ月後に腰掛けることすら禁止になるなんて、思いもしなかったです。
POMPI
喉も乾いたので、途中でPOMPIというケーキ屋さんで一服。店内にイートインスペースはないので、お店の外に群がって食べます。
ローマ市内に8店舗ある有名店のようです。
トレヴィの泉、再び
一通りスペイン広場を観光したら、いよいよお目当てのトレヴィの泉に向かいます。所要時間は徒歩8分。
ちょうどプロポーズをしているカップルがいて、周囲はわーわーきゃーきゃーとお祝いムードでした。
Gelateria Valentino
トレヴィの泉から徒歩2分のところに、有名なジェラート屋さんがあるというので立ち寄ってみました。
どうやらマスターのヴァレンティノさんが名物おじさんのようで、とても親切。日本語が上手で、口コミ書いてね〜と、最後まで陽気な方でした。
ジェラートは一番小さいサイズで2.5ユーロ。イタリアの旅はやっぱりウェッティが必須です。(ゴミを入れるためのジップロックもあるとなおよし)
一通り有名どころは観光できたし、ホテルに戻ることに。
帰り道をGoogleMapsで検索すると、徒歩のルートが3つ。
目の前の道を通るルートは、すごい坂っぽいし、かといってまたポポロ広場まで15分かけて戻るのはナンセンス。
このクイリナーレ宮殿とかいうとこ見ながら帰ってみるか〜と、ろくに下調べもせず足を進めたのが運の尽き。
めちゃくちゃ坂……
19時50分にジェラート屋さんを出て、テルミニ駅周辺まで戻ってきた時には、8時20分。丸々30分歩いていたようです。
そんな情弱勢に、おいしいレストランを探す気力もなく、ホテルの窓から見えるケンタッキーで空腹をしのぐことに。
何食べたか覚えていませんが、レシートだけ出てきました。安定して美味しかったことは間違いないです。
今回のお会計(一人あたり)
( € ) | |
---|---|
地下鉄乗車券 | 4.5 |
バチカン美術館 | 36 |
サン・ピエトロ寺院 クーポラ | 10 |
ポストカード | 4 |
郵便 | 4.4 |
ジェラート | 約10 |
ディナー(SANTI) | 30 |
ディナー(KFC) | 7.6 |
ホテル(ローマ) | 53 |
市税(ローマ) | 4 |
小計 | 163.5 |
トリノから下ってきたせいか、かなり平和ボケしていた私たち。この日を機に、海外旅行での気の持ち方が大きく変わりました。
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インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた フィレンツェ観光編
今回の旅の二大目的のもうひとつがここフィレンツェにあるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局でのショッピング。
徒歩圏内にあると思うといてもたってもいられず、ホテルに荷物を置いてすぐに街に飛び出しました。
フィレンツェ観光
今回の教訓
- クーポラは行く日が決まった時点で予約する
- フィレンツェは楽しすぎるので滞在時間は長めに設定する
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
外装から乙女心をくすぐる繊細な彫刻。ドキドキしながら扉を開けると、日本人観光客がたくさん。
日本語が上手な店員さんも何名かいるので、爆買い不可避です。
おつかいで頼まれていたローズウォーターはガラス瓶のタイプしかなく、かなり重いので注意が必要です。知らずに何本も買おうとしたところ、店員さんが止めてくれました。
通販機能が発達しているこのご時世で、わざわざ重い思いをして買って帰るのは得策ではありませんが、ボディソープは詰められるだけ詰めて帰るべきでした。
特にお気に入りはローズの香りとガーデニアの香り。ザクロも脳天をつき抜けるほどの幸せな香りでした。
あまりにいい香りだったので、帰国後に一度銀座のお店に行ってみましたが、1つ10ユーロだった石鹸が2,500円くらいしたので、気まずさをぐっとこらえて何も買わずに退散しました。
ディナー
夜ご飯はトスカーナ料理のお店 TORATTORIA ANITAへ。サンタ・マリア・ノヴェッラ広場からは徒歩で15分くらいの距離。
ドゥオモを見たり、レップブリカ広場をまわったりと、寄り道に寄り道をしながら向かったので、30分くらいかかりました。
予約もしていませんでしたが、すんなり席に通してもらえました。20時半くらいで、ほぼ満席の状態でした。
ステーキはこれで500g。1kg 40ユーロと書いてあったのですが、食べ切れる自信がなかったので、半分にしてほしいとお願いしたところ、ハーフサイズで持ってきてくれました。
パスタ料理が7〜9ユーロぐらい、ハウスワインは500mlで3ユーロくらいと、とってもリーズナブルなお店。
トスカーナ料理の「Ribollita」とカプレーゼ、ハウスワインを頼んで40.5ユーロ。十分お腹いっぱいになりました。
次はドルチェも食べたい。
TORATTORIA ANITAの店舗情報
住所:Via del Parlagio, 2, 50122 Firenze FI
詳細情報:トラットリア アニータ (フィレンツェ) 最新のレストランの口コミ(2020年) - トリップアドバイザー
フィレンツェ観光
この日もチェックアウト前に散策をすることに。
モーニングがついているプランだったので、軽く腹ごしらえをしてから出発。チーズやプロシュートがとにかく美味しい。
シニョリーア広場
ホテルから徒歩11分のところにあるシニョリーア広場。昨夜通りかかったレップブリカ広場の前を通って向かいましたが、夜とはまた雰囲気が違いました。
ヴェッキオ宮殿やダヴィデ像のレプリカなど、観光スポットが集結するシニョリーア広場には、朝8時半でも人がたくさんいました。
ドゥオモ
イタリア旅行といえばフィレンツェのドゥオモのクーポラは外せない!ときいていたので、前日に下見に行くほどとっても楽しみにしていました。
ドゥオモは10時OPENと書いてあったので、シニョリーア広場からぶらぶら寄り道しながら歩いていき、10時すぎに到着。すでに大行列。
どこでチケットを買うんだろう?と呑気に調べてみると(遅い)、「現在クーポラは完全予約制」の文字が。
参考になったブログ
とはいえただで帰るわけにはいかないので、45分ほど並んでドゥオモの構内に入ることに。ここは入場無料とのこと。
情弱な自分を呪いながら、写真だけ撮って、チェックアウトしにホテルに戻りました。
ファルマチア・SS ・アンヌンツィアータ
創業1561年、450年以上続いている薬局。ホテルからは徒歩12分。
店内はぐるりと見回せるほどの広さですが、壁一面に所せましと商品が並べられています。
とにかくここのエンブレムに心を射抜かれてしまったため、爆買いに走りました。
カラフルな石鹸は1つ8ユーロ。色んな香りを買ってみましたが、ロイヤルゼリーのものが一番好み。
自分用にホホバオイルのリップスティック(8ユーロ)を購入しましたが、あんま〜い香りで幸せに包まれました。
こちらのサイトに料金表があります。
【料金表・特典あり】老舗のアンヌンツィアータ薬局のおすすめ商品はこちら | アーモイタリア
All'antico Vinaio
フィレンツェで有名なパニーニのお店らしく、近い距離に店舗がいくつかありました。
13時ごろに着いたら、行列というよりも人がごった返していたのですが、店員さんっぽい人が人混みを上手にさばいて店内に案内していました。
すごい行列ですがすごい速さで提供されるので、15分くらいでパニーニをGET。
言語に自信のない方は、お得意のInstagramで食べたいパニーニの写真と小銭を用意しておいた方がいいです。
後から知ったのですが、食べたい具を伝えればそれで作ってくれるそうです。
フィレンツェの街中には文具店や皮小物などのたくさんのお店が並んでいるので、お店が空いていない時間でも、ディスプレイを眺めているだけで気持ちがたかぶります。
散歩中に見つけた皮小物のお店で、本革のグローブを39ユーロで購入しました。
『』
ジェラート巡り
フィレンツェに到着してからは息をするようにジェラートを食べていました。写真が全然残っていませんでしたが、覚えている範囲で記録していきます。
Gelateria Pasco
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場に面したところにあるジェラート屋さん。一番小さいサイズで2ユーロからと、お手頃で美味しいので2度行きました。
泊まっていたホテル ウニベルソの窓から見えるのですが、とても遅くまで開いていました。
Gelateria Pasco on Instagram • Photos and Videos
Gelateria S.Trinita
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場から徒歩で9分。サンタ・トリニタ橋を渡った先にあるジェラート屋さん。
トリップアドバイザーで評価が高いみたいで、行列ができていました。美味しかったです。
#gelateriasantatrinita hashtag on Instagram • Photos and Videos
Venchi
イタリア中どこにでもあるチョコレートショップVenchiのジェラートは、チョコレートが濃厚。
レギュラーサイズが2ユーロ、プラス1.5ユーロでコーンにトッピングをつけることもできるけど、なくても十分美味しいです。
ローマへ
フィレンツェSMN駅からローマテルミニ駅まではItaloで1時間半。14:33発の特急で、二人で85.8ユーロでした。
時間通り、16:05にローマテルミニ駅に到着。はじめて特急にも改札があって驚きました。駅前は結構治安が悪いので、手荷物には要注意です。
チェックイン
今回は駅激近の、ホテル スコット ハウス ローマを予約。2人で2泊で26,407円。市税は1人1泊あたり4ユーロ。
ローマに到着した時、にわか雨に打たれてしまったのですが、ホテルが近かったので傘を出さずに済みました。
フロントスタッフはどの方も親切で、出入りの仕方や朝食についてなど、丁寧に教えていただきました。 ここは外出時には鍵を預ける必要があります。
お部屋もきれいでスーツケースを全開で広げられるほどの広さで良かったですが、一点だけ。
エレベーターが古く、一歩踏み出すのにめちゃくちゃ勇気が入りました。(手を挟まないように注意してください)
ホテル スコット ハウス ローマの詳細情報
チェックイン対応時間:14:00〜24:00
チェックアウト:11:00
詳細情報:ホテル スコット ハウス ローマ|口コミ、部屋写真&料金、お得情報|エクスペディア
今回のお会計(一人あたり)
( € ) | |
---|---|
ディナー | 20.3 |
All'antico Vinaio | 5 |
ジェラート | 約10 |
特急(フィレンツェ→ローマ) | 42.9 |
ホテル(ローマ) | 53 |
市税(ローマ) | 4 |
小計 | 135.2 |
道ゆく馬車や繊細な皮小物、ラブリーな薬局…すべてが枯れたはずのトキメキを思い起こしてくれる素敵な街でした。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
予約編
スケジュール編
羽田出発編
北京観光編
北京出発編
ミラノ出発編
トリノ観光編
ミラノ観光編
ヴェネツィア観光編
フィレンツェ観光編
ローマ観光編 part1
バチカン市国観光編
ローマ観光編 part2
ローマ出発編
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ヴェネツィア観光編
水の都 ヴェネツィアは、有名観光地なだけあって、日本語が話せる方が多く安心して過ごせます。
お金をたくさん持っていたら、何度でも行きたい街でした。
ヴェネツィア観光
今回の教訓
- ヴァポレットの乗車券はサンタ・ルチーア駅で買える
- 本島からムラーノ島行きのヴァポレットは朝激混む
- かならず歩きやすい靴で
ヴァポレット(VAPORETTO)
ヴェネツィアの移動は基本的に水上バスときいて(調べて)いたので、まずはチケット売り場「Venezia Unica」を探しました。
売り場のあるローマ広場までは、一度サンタ・ルチーア駅に戻り、左側の橋を渡る必要がありました。(後から知ったことですが、サンタ・ルチーア駅でも購入できるそうです。)
75分間有効の1回券は7.5ユーロ、24時間券は20ユーロ。3回くらい乗るだろという軽はずみな気持ちで24時間券を購入。
ヴァポレットのチケットの種類や買い方などは、こちらのブログがとてもわかりやすいです。
ルート検索はすべてGoogle Maps頼みです。
Casinò di Venezia
Casinò di Venezia(カジノ・ディ・ヴェネツィア)は、1638年から営業している世界最古の公営カジノ。
こちらのブログを参考にして行きました。
ローマ広場からは無料の水上バスが出ているそうですが、見当たらず…やむなく24時間券を使って目的地まで向かいました。
ドレスコードについて書かれていますが、普段着+運動靴で問題ありませんでした。
女性はカジュアルすぎず…という一文を鵜呑みにし、ワンピースにハイヒールで行き、鬼寒い&鬼痛い思いをしましたが、周囲にそんな格好をしている方は一人もいませんでした。
場内は韓国やシンガポールのようなガヤガヤギラギラしたような感じではなく、見た感じ60〜70歳くらいの高齢のお客さんが多い印象でした。
換金所には日本語が話せるスタッフさんがたまたまいて、場内でのルールを教えてくれました。
ディナー
23時ごろまでいましたが、お腹が空いてきたのでカジノを後にし、歩いて近くのレストランを探しました。
23時にCLOSEするところも多いようで、少しうろうろして見つけたレストラン「Trattoria Ai Do Fradei」に入りました。
カレイのグリルも、ホタテのフェットチーネも美味しかったし、スタッフのお兄さんも日本語が上手で、置き忘れたスマホを追いかけて届けてくれるほど親切でした。
二人で110.5ユーロでしたが、楽しい時間を過ごすことができました。
Trattoria Ai Do Fradeiの店舗情報
住所:Cannaregio, 1836, 30121 Venezia VE
営業時間:11:00〜24:00
店舗情報:Trattoria Ai Do Fradei (ベネチア) の口コミ225件 - トリップアドバイザー
ヴェネツィア観光
目が覚めたら7時前。チェックアウトまで4時間ほどあったので、朝の散策に出かけることにします。
ホテルの前の細い路地を抜けると、鮮魚や野菜の朝市がでていました。
ヴァポレットは4〜5時くらいから動きはじめているので、朝の散策も捗ります。
リアルト橋
サンタ・ルチーア駅前の停留所「Ferrovia」から1番線のヴァポレットに乗り、16分。6駅目の「Rialto」で降ります。
ヴェネツィアを二分する「カナル・グランデ」にかかる橋の中で最も古い橋。朝から観光客で賑わっていました。
サンマルコ広場
リアルト橋から徒歩で6分。かの有名なサンマルコ広場に到着です。
8:25ごろに到着したところ、写真を撮っている途中でお土産の屋台が出はじめたので、厳かな雰囲気を味わいたい方は、8時前に行くのがおすすめです。
サンマルコ寺院の緻密なモザイク画や、寺院隣の時計塔のきらびやかな盤面にうっとり。壮大すぎて写真におさめられない…
ウェディングドレスで記念撮影をしているカップルもいて、とても心が洗われました。
フラーリ聖堂
サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂へ。
サンマルコ寺院からドゥカーレ宮殿に向かって歩き、つきあたりを右に曲がるとヴァポレットの停留所「San Marco Vallaresso "A"」があるので1番線に乗ります。
(GoogleMapでは「Ca' Rezzonico」で降りると書いてありますが、なけなしの記憶の中ではSan Tomaで降りたような…)
ちなみにここで逆向きのヴァポレットに乗ってしまいました。船の逆走は不安がやばかったです。
入場料は3ユーロ。場内は広く、16世紀に作られた時計の歯車や彫刻、絵画などが展示されており、美術館のようでした。
モーニング
フラーリ聖堂から歩いてサンタル・チーア駅まで戻り、商店街を散策。
ヴェネツィアに到着した時から気になっていた、上半身よりでかいピッツァが食べたくて、テイクアウト。こ〜んなに大きいのに、一切れ2.5〜3.5ユーロ!
調子に乗って特大ギチギチカルツォーネまで頼んだ私たちは、すぐに泣きを見ることになります。
ムラーノ観光
パンパンのお腹をかかえながら、11時にチェックアウト。
予約している特急は14:00発で少し時間があるので、すこし観光を続けることに。
フロントスタッフの方にしらじらしく近くのロッカーの場所を聞いてみると、快く預かってくれるといいます。
料金は忘れてしまいましたが、たしか1つあたり7ユーロ。駅前の手荷物預け所(大きいスーツケース 1つあたり8ユーロ)より安かったと思います。
駅前の商店街で見かけたミルフィオリのお皿に一目惚れしてしまい、ずっと買うか悩んでいたこともあり、原産地のムラーノ島に足を運ぶ決意をしました。
朝の散策でサンタ・ルチーア駅前の3番線がムラーノ島行きと書いてあったことを確認していたため、迷わず駅前に向かいます。が、激混み…
限られた残り時間だったので、そわそわしながら並ぶこと小一時間。やっと乗れました!
今知ったのですが、「F.te Nove “A”」という停留所から乗った方が時間短縮できたようです。
12時すぎにムラーノに到着し、大慌てで市街地を駆け抜けます。
サン・ピエトロ・マルティーレ教会をチラ見、サント・ステファノ広場をチラ見。こんなもったいない旅行は、金輪際この世にあってはならない。
あまりに余裕がなさすぎたことと、下調べしなすぎたせいで、お目当てのガラス細工は見ることができず…
予約した特急に乗れないことが何よりも怖かったので、12時半すぎにはムラーノ島を後にしました。
ミルフィオリのお皿は、結局駅前の商店街で46ユーロで購入しました。
フィレンツェへ
サンタ・ルチーア駅からフィレンツェSMN駅まではItaloで2時間。二人で59.8ユーロでした。
Italoもオンラインで予約すると、予約コードが送られてきます。それを車掌さんに見せるだけでOKです。
予約方法はこちらのブログに詳細が書かれています。
時間通り、16:05にフィレンツェSMN駅に到着しました。
チェックイン
駅を出てサンタ・マリア・ノベッラ広場方面に向かいます。道が史上最強にガタガタなので、重いスーツケースを持っている方は要注意です。(てのひらのマメ再来)
今回は広場沿いにある、ホテル ウニベルソを予約。2人で13,452円。市税は1人あたり4ユーロ。
スーツケースを全開に広げるスペースはありませんでしたが、タオルやドライヤーもあり、寝るのには困りませんでした。
広場沿いなので、ジェラートもすぐに買いに行けるし、観光にはちょうどいい位置。
夜は遅くまで騒がしかったですが、チェックアウト後も荷物を無料で預かってくれるサービスもあり、とても嬉しかったです。
次回もここに泊まりたいです。
ホテル ウニベルソの詳細情報
チェックイン対応時間:14:00〜24:00
チェックアウト:12:00
ホテル詳細:ホテル ウニベルソ|口コミ、部屋写真&料金、お得情報|エクスペディア
今回のお会計(一人あたり)
( € ) | |
---|---|
ヴァポレット24時間券 | 20 |
カジノ | ? |
ディナー | 55 |
フラーリ聖堂入場券 | 3 |
モーニング | 3.5 |
軽食 | 6 |
手荷物預かり | 7 |
特急(ヴェネツィア→フィレンツェ) | 29.9 |
ホテル(フィレンツェ) | 54 |
市税(フィレンツェ) | 4 |
小計 | 182.4 |
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
予約編
スケジュール編
羽田出発編
北京観光編
北京出発編
ミラノ出発編
トリノ観光編
ミラノ観光編
ヴェネツィア観光編
フィレンツェ観光編
ローマ観光編 part1
バチカン市国観光編
ローマ観光編 part2
ローマ出発編
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ミラノ観光編
ミラノに到着した夜は、すっかり爆睡してしまい朝を迎えることに。
朝ごはんはないプランなので、起きてからシャワーを浴び、支度をしてチェックアウトしました。
ミラノ観光
今回の教訓
- ドゥオモの入り口で並びたくない時は前売り券を
- オレンジジュースはイタリア語で「Succo arancia」
- 変換プラグは手荷物に
7:20にチェックアウト。
ミラノ中央駅1階、マクドナルドを目印にKipointに向かいました。空いていたので、すぐに預けることができました。
ディスプレイにしたがって地下に降りると、鉄道の券売機がずらっと並んだ場所に到着。
ATM(ミラノの鉄道管理会社の名前)と書かれた赤い機械で乗車券を購入。
乗車後90分間有効の1回券は1.5ユーロ、一日乗車券は4.5ユーロ。今回も、10ユーロ札や20ユーロ札は入りませんでした。
ミラノ中央駅からドゥオモまではM3番線、SAN DONATO行きに乗り、4駅目のDuomo駅で降ります。所要時間は6分。
8:07、Duomo駅に到着。
ディスプレイにしたがって登っていくと、目の前にドゥオモが!
ドゥオモは9時OPENなので、とりあえず朝マックをしてみることに。
イタリアで朝マック
1階(Floor -1)で注文し、フードを受け取ります。その後、ドリンクは2階(Floor 1st)で受け取ります。
エッグマフィンとラテマキアートのセットで3ユーロ。エッグマフィンのサイズは日本と同じくらいでしたが、ラテのサイズは500mlくらいありそうな量でした。
ドゥオモ
9時になったので、ドゥオモのチケットを買いに行くため、マクドナルドを後にしました。
チケット売り場はドゥオモの右側の建物。
地図にしたがって建物に入ると発券機があるので、左上の「Biglietteria /Ticket Office」をタップ。整理券が出てきます。
この日は10人待ちくらいで、10分くらい待ったところで呼ばれました。呼ばれたら奥の部屋で待機し、順番になったらカウンターに行きます。
入場料は3ユーロ、エレベーターで最上階まで上がるのに14ユーロ。
エレベーターを降りてからも頂上までは結構歩いたので、体力に自信がある方以外はエレベーターコースをおすすめします。
9:20ごろにチケット売り場を後にし、ドゥオモの入り口に並びます。すでに行列ができており、30分ほど並びました。
9:46ごろ、荷物チェックを受けて入場。オーディオガイドは場内でも買えます。
10:14 屋上に向かうため、一度場外へ。ドゥオモの左側をつたっていくと、行列が見えてきます。手前の列は、階段で登る人たちの列なので要注意です。
その行列を通り越すと、エレベーターの案内が見えてきます。荷物検査をして搭乗します。
屋上を観光している途中でチケットのチェックがあったので、なくさないように気をつけましょう。
10:50 登りきって、一通り景色を眺め終わったら、スタッフさんの指示にしたがって、エレベーターで降りていきます。
Luini
揚げピッツァで有名なLuiniは、ドゥオモから出てきた頃にはすでに大賑わいでした。
定番メニューのPanzerottoは、ひとつ2.5ユーロ。具のトマトソースがジューシーで、意外とあっさりしていて美味しいです。
口頭で注文し、商品を受け取るまでは大行列の流れ作業なので、言語に自信がない人は、お目当ての商品の写真を用意し、小銭を握りしめて自分の番を待っていた方が賢明です。
Panzerotti Luiniの店舗情報
住所:Via Santa Radegonda, 16, 20121 Milano MI
営業時間:月曜日 10:00〜15:00、火〜土曜日 10:00〜20:00、日曜定休
参考になったサイト:https://amoitalia.com/milano/luini.html
ランチ
今回もまたインターネットで「ミラノ ランチ カツレツ」と検索してよさそうだったAl Cantinoneへ。
カツレツとチーズリゾット、店員さんおすすめの煮込み料理、オレンジジュースを注文して66ユーロ。
チーズリゾットを頼むと、パルミジャーノチーズが入った缶を持ってきてくれます。
トリノのランチでも同じ缶が登場しましたが、これをかけることで食べ物の味はほぼごまかせます。
ミラノ観光
Luiniの正面のガッレリアは、プラダの本店や、ガラス張りの天井、かかとで回ると幸せになれるというモザイクタイルなど、見所がたくさん。
お昼頃には人だかりができていました。
通称ハイブランド通りと呼ばれる「ローマナポレオーネ通り」にも行ってみました。買い物の予定は特にありませんでしたが、お昼まで時間があったので散策。
Duomo駅からMONTENAPOLEONE駅まで地下鉄で行き(M3番線で1駅)、そこからSan Babila駅まで歩いていくと、一通りウィンドウショッピングすることができます。
歩いて行ける距離なので、地下鉄を使わなくてもOKです。
ヴェネツィアへ
13:45発の特急を予約していたので、お昼を終えてすぐミラノ中央駅に向かいました。
Kipointに預けた荷物を取りに行き、特急乗り場へ。
ミラノ中央駅からヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅まではFrecciarossaで2時間半。二人で81.8ユーロでした。
同じくらいの東京ー仙台間の東北新幹線では、1人あたり1万円を超えることを考えると、すごくお得に感じます。
チケットの購入方法は前回をご参照ください。
(参照:インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた トリノ観光編 - おぼえがき)
また、すべての列車かどうかはわかりませんが、Frecciarossaには座席にコンセントがついていました。手元に変換器があれば充電できたのに…
時間通り、16:10にヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅に到着しました。
チェックイン
ホテルは駅から少し歩き、商店街を越えてグーリエ橋を渡ったところにある、カ ポッツォ インを予約。二人で112ユーロ。市税は1人あたり3ユーロ。
ホテルはフロントスタッフさんも親切で、シャワールームも広くて快適でした。出入りする際にも鍵を預ける必要がないので、どれだけ遅くなっても心配ご無用です。
カ ポッツォ インの詳細情報
チェックイン対応時間:14:00〜20:00
チェックアウト:11:00
ホテル詳細:カ ポッツォ イン|口コミ、部屋写真&料金、お得情報|エクスペディア
今回のお会計(一人あたり)
(€) | |
---|---|
一日乗車券 | 4.5 |
Kipoint | 7 |
マクドナルド | 4.3 |
ドゥオモ入場券 | 17 |
Luini | 2.5 |
ランチ | 33 |
特急(ミラノ→ヴェネツィア) | 40.9 |
ホテル(ヴェネツィア) | 56 |
市税(ヴェネツィア) | 3 |
小計 | 168.2 |
ヴェネツィアは道路がかなりガタガタしているので、大きいスーツケースを持っていると、駅からの移動が大変です。
引きこもり生活がたたり、手のひらに2〜3個マメができました。
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スケジュール編
羽田出発編
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