インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた トリノ観光編
忙しさを言い訳におぼえがきを放置していたら、丸々1年が経過してしまいました。
私たちが去年旅したイタリアでは、この1年で未曾有の洪水があったり、新型コロナウイルスの影響で都市が封鎖されたりと、さまざまなことが起きました。
事態が収束した後、このおぼえがきがどこまでお役に立てるかはわかりません。
しかし、外出自粛が続く中で、楽しかったあの旅に思いを馳せることで、自分の心を穏やかに保つためにも、記録の続きを書いていこうと思います。
(どこまで思い出せるかわかりませんが…)
無事にトリノに到着し、荷物を預けることができた私たち。
(参照:インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ミラノ出発編 - おぼえがき)
お目当てのチョコレートショップに向かいます!
トリノ観光編
今回の教訓
荷物を預けたら、来た道を戻り、地上へ。
10時にポルタ・スーザ駅に到着して、お金を崩したりkipointを探したりともたもたしていたせいで、地上に出たのは11時を超えていました。
まずは一番行きたかったグイドゴビーノへ。Google Mapsに住所を入れ、歩いて向かいます。
雲ひとつない晴天は、前日風呂に入れなかった私たちのスタミナをごりごりと削ります。
トリノのお店は11時OPENのところが多いようで、目的地までの道はとても静かでした。
GUIDO GOBINO
見慣れたロゴがどかんと飾られた路面店。外から見ているだけでテンションが上がります。
トリノ本店はお客さんが5人くらいくるといっぱいになってしまうほどの広さ。パントリーは広いのか、奥には何人もの店員さんがいました。
どのお客さんも長居はせず、ぱっと決めてぱっと買って帰っていくのですが、ひっきりなしに人がきていました。
店内には四方八方にチョコレートが並べられているし、日本では見たことがないほど大きいジャンドゥーヤの塊に目移りしまいます。
店員さんはとても親切で、日本人のお客さんも多いのか、「two?ニコ!」「カワイー」とカタコトの日本語でショッピングに付き合ってくれました。
5泊8日の長旅の初日だったので、一番大きいアソートと少しのガナッシュを購入。
外のテラスではアイスキャンディーも食べられるようだったので、それも一つずつ購入。
たくさん試食させてもらい、たくさんおまけを入れてもらって、それでも合計42ユーロ。毎年サーレ6粒を2千円で購入している私は心臓がバクバク。終始夢心地でした。
GUIDO GOBINOの店舗情報
住所:Via Giuseppe Luigi Lagrange, 1, 10123 Torino TO
営業時間:月曜日 15:00〜20:00、火〜日曜日 10:00〜20:00
公式HP:http://guidogobino.it/
Caffarel
グイドゴビーノを満喫した後は、イタリアで有名なチョコレートショップのジェラート巡り。
まずはグイドゴビーノから数分歩いたところにあったカファレル。
量り売りのチョコやキャンディーが並べられたカラフルな店内に、テンションが上がります。
カファレルのジェラートはピッコロサイズで2.2ユーロ。箱買いもできるようで、1kg 22ユーロと書いてありました。
ジェラートを食べたい時は、店内向かって右のレジでまず代金を支払います。そしてそのレシートを持ってジェラートブースに行くと、店員さんが待ち構えてくれています。
この日用意されていたテイストは8種類。今調べて知ったのですが、「FIOR DI LATTE」はミルクのことらしいです。ちなみに「STRACCIATELLA」はチョコレートチップ。
大人ぶってピスタチオとエクストラチョコを注文してみましたが、甘過ぎて味覚崩壊しそうでした。(おいしかったですよ!)
レモン味がクリーミーと爽やかさが合わさって美味でした。
Caffarelの店舗情報
住所:Via Carlo Alberto, 12, 10123 Torino TO
営業時間:10:00〜18:00、日曜定休
公式HP:http://www.caffarel.com/it
Guido Castagna
カファレルからまた数分歩いたところにあったGuido Castagna。
洗練された店内はまるで美術館のようでした。
お昼休み間際だったからか、他にお客さんはいませんでしたが、とっても親切な店員さんがおすすめ商品を説明してくださいました。
試食はできないお店でしたが、ここで購入したジャンドゥーヤが、これまで口にしたどのジャンドゥーヤよりも絶品!
ナッツが濃厚なのにガナッシュがふわふわで、脳味噌がとろけそうなほど美味しいのに、200g(12個くらい)で12ユーロという破格。
帰国後に開封したことをこれほどまでに悔やんだ日はありませんでした。
Guido Castagnaの店舗情報
住所:Via Maria Vittoria, 27 C, 10123 Torino TO, イタリア
営業時間:月曜日 15:30〜19:30、土曜日 10:30〜13:30/15:30〜19:30、日曜日 9:30〜13:30
公式HP:https://www.guidocastagna.it/
ランチ
ランチはPastificio Defilippisという手打ちパスタのお店へ。「トリノ ランチ おすすめ」で調べ、よさそうなところに決定しました。
13時半くらいにお店に到着したら、店内もテラス席も大賑わい。イートインは数組が待っている状態でした。
店員さんに聞くと、30分くらいで案内できるとのことだったので、紙に名前と電話番号(通じないけど…)を書いて一度お店を出ました。
近くのお店を見て、25分くらい経った頃に戻ると、席に通してくれました。
すごく混んでたこと+下調べゼロで迷うまもなく注文。ここでInstagramが役に立ちました。
店名でタグ検索し、美味しそうな画像を指差して注文。ローズマリーがきいたラビオリ(13ユーロ)と、シーフードのパスタ(14ユーロ)にしました。
手打ちのパスタはもちもちで、すごくボリュームがありました。お手頃価格なのに、メインディッシュだけでお腹パンパンです。
Pastificio Defilippisの魅力については、こちらのブログに細かく書かれています。
Pastificio Defilippisの店舗情報
住所:Via Giuseppe Luigi Lagrange, 39, 10123 Torino TO, イタリア
営業時間:12:30〜15:00、19:30〜22:30
公式HP:https://www.pastificiodefilippis.it/
トリノ散策
ランチを終えて、事前に調べていた有名チョコレートショップのひとつ、GERLAに行っていなかったことが心残りだった私。
調べてみるといくつか店舗があるようだったので、観光ついでにトリノ王宮の中にあるお店に行ってみることに。
これがすべての元凶だったと気づくのはもう少し先の話。
せっかく4ユーロで買った一日券。トリノではすべての公共交通機関の乗車券が共通なので、トラムに乗ってみることにしました。
(前回参照:インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ミラノ出発編 - おぼえがき)
結論から言うと、歩いた方が早く着きました。
トラムの乗り場を探すのも、待つのも一苦労、イタリア語も英語も不安な情弱にとっては降りるのも一苦労でドキドキの連続。
くたくたになりながらついたカステッロ広場は、人がたくさん。歌のコンテストをやっていたりして、海外にきたな〜、という感じでした。
GERLA1927
人の流れにしたがってゲートをくぐると、トリノ王宮の中に入れました。
見晴らしがいい芝生のつきあたりに、ひっそりとGERLA1927の看板がありました。
ここで気づく。あれ、普通の店舗じゃない。
数種類のプチガトーとデニッシュが置いてあるだけの店舗。
マロングラッセが買いたかったけど、ここまできたら食べて帰るしかないなと思い、カウンターでドリンクとプチガトーを注文しました。
今回注文したmonviso3841(多分)は、つやっつやのチョココーティングの中にあまいホイップの層があって、さらに中心部は塩気のあるスポンジ。
イタリア人好みのあんま〜いプチガトーでしたが、こんなに濃厚スイーツが3ユーロ。
この方が味の詳細を書かれています。
次は絶対街中にある店舗に行ってマロングラッセを買います。
GERLA1927の店舗情報
公式HP:http://www.gerla1927.com/
ミラノへ
はちきれそうなほどのお腹をかかえ、トリノ王宮を後にします。
一度学んだ経験を生かし、トラムでポルタ・ヌォーバ駅へ。今度はスムーズに乗り降りできました。
駅に着いたらKipointに預けていた荷物を取りに行きます。11:04から16:53まで2つのスーツケースを預けて14ユーロ。
空いていたので10分もかからずに受け取ることができました。
ポルタ・ヌォーバ駅からミラノへは、北京で暇を持て余していた時に予約しておいた特急 トレニタリアで向かいます。特急の乗り場はKipointの真ん前。
イタリアの特急は、特急の種類だけでなく、予約するタイミングや乗車する時間帯で金額が変わります。
私たちが利用したのはポルタ・ヌォーバ駅からミラノ中央駅までぴったり1時間でいけるFrecciarossa。二人で72ユーロでした。
予約の詳細はこちらのブログに書かれています。
オンラインで予約すると、こんなPDFが送られてきます。これを乗車後、回ってくる車掌さんに見せればOKです。
イタリアの特急は基本的に改札がないので、勝手に乗り込んでいいのかそわそわしました。
日頃の引きこもり生活がたたり、久々に歩き回った疲れで爆睡(無用心)。
気付いたらミラノ中央駅に到着していました。
チェックイン
ホテルは駅から歩いてすぐのところにある、43ステーションホテルを予約。宿泊費は二人で10,913円。
イタリアでは宿泊料のほかに市税がかかります。ミラノでは1人あたり4ユーロを現地で支払いました。
部屋によってエレベーターの位置が違うところは要注意ですが、部屋も広く、快適でした。
荷物置いたら夜ご飯食べに行こう、と言って靴を脱いだところから記憶にないです。(爆睡)
43ステーションホテルの詳細情報
チェックイン対応時間:14:00〜24:00
チェックアウト:11:00
ホテル詳細:43 ステーション ホテル|口コミ、部屋写真&料金、お得情報|エクスペディア
今回のお会計(一人あたり)
(€) | |
---|---|
バス(マルペンサ空港→トリノ) | 22 |
一日乗車券 | 4 |
Kipoint | 7 |
GUIDO GOBINO | 42 |
Caffarel | 6.43 |
Guido Castagna | 17 |
GERLA1927 | 9.5 |
ランチ | 16.3 |
特急(トリノ→ミラノ) | 36 |
ホテル(ミラノ) | 44 |
市税(ミラノ) | 4 |
小計 | 191.93 |
お目当てのチョコレートショップがある場合は、地図まで確実に調べておくと良いです。
特急は、旅の予定が決まった時に予約するともう少し安く抑えられるようです。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
予約編
スケジュール編
羽田出発編
北京観光編
北京出発編
ミラノ出発編
トリノ観光編
ミラノ観光編
ヴェネツィア観光編
フィレンツェ観光編
ローマ観光編 part1
バチカン市国観光編
ローマ観光編 part2
ローマ出発編
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ミラノ出発編
「中国の飛行機は遅れないことの方が珍しい」と聞いていたけれど、今回は予定時刻よりも早く到着。
(参照:インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた 北京出発編 - おぼえがき)
幸先の良いスタートを切ることができた私たちは、この旅の二大目的のひとつ、トリノ行きのバスを探すことにしました。
マルペンサ空港からトリノまで
今回の教訓
- 出口はイタリア語で「USCITA」
- バス乗り場は早めに確認
- 地下鉄に乗る前はかならず小銭を用意
- 特急はネット予約がスムーズ
空港での入国手続きを済ませたら、ディスプレイに沿って預けた荷物を受け取りに。
なかなかこないな〜と思ったら、レーンの終着点を見に行ってみてください。すでに回ってきた荷物が乱立されていることがあります(されていました)。
ちなみに「USCITA」はイタリア語で「出口(EXIT)」という意味。到着したばかりの時はこれがわからずあたふたしました。
トリノへ
出口を出たら、バスターミナル3にあるチケットカウンターへ。空港の左端です。
マルペンサ空港からトリノへのバスの時刻表や営業日については、こちらのブログにわかりやすく記載されています。
8時発のバスに乗るため、チケット売り場に行ってみると、“ Il Biglietto si ta al pullman(直訳;チケットはバスで支払われます)”と書かれた張り紙が出ていました。
ブースに書かれている通り、3番乗り場に行ってみると、明らかに違うバスが止まってる…
そのバスの近くにいたお兄さんに「トリノ?」と聞くと、「トリノは4番」と教えてくれました。
4番で待っていると、バスが到着。中から出てきたお姉さんにチケットを持っていない旨を伝えると、持っていない人たちを束ねて空港構内のチケットカウンターへ。
1人22ユーロを支払い、バスへ。2時間ほどでトリノの主要駅のひとつ、Porta Susa(ポルタ・スーザ駅)に到着しました。
地下鉄で市街地へ
まずは大きなトランクを預けるためにもう一つの主要駅、Porta Nuova(ポルタ・ヌォーヴァ駅)へ。
金額や安全面のためにも、国鉄駅構内の手荷物預かり所(kipoint)に預けることをおすすめします。
地下鉄の乗車券は1回券が1.7ユーロ、一日乗車券が4ユーロ。
トリノでは地下鉄・バス・トラム(路面電車)のすべてを同じ会社(GRUPPO TORINESE TRASPORTI=GTT)が運営しているので、乗車券が共通です。
市内で3回以上乗る予定がある場合は、一日乗車券を買ったほうがお得です。
(参照:GTT 公式サイトへ)
今回は地下鉄の券売機で一日券を購入。券売機によってはつり銭切れのため、5ユーロ札すら入らない機械もあるので要注意です。
一日券 トリノの乗車券はピッとかざすタイプ。通過できたら1番線(Linea 1)で3駅先のPorta Nuovaへ向かいます。
地下鉄から行く場合は、一度改札を出て駅の方へ向かい、エスカレーターをのぼると、こちらの広場にでます。
直進し、左に曲がると手荷物預かり所のマークが見えてきます。
引用:amoitalia.com
手荷物預かり所について
国鉄主要駅にある手荷物預かり所(kipoint)の場所や営業時間ついては、こちらのブログが便利です。
荷物を預ける際には、パスポートを提示する必要があります。
駅構内にあるki pointの価格は共通。最初の5時間は1つあたり6ユーロ、その後1時間ごとに1ユーロ追加。12時間を超えると1時間ごとに0.5ユーロ追加とのこと。
料金は後払いのため、引換券をもらったらその場を後にしてOKです。(これを失くすと大変みたいです。)
次回はトリノ観光編です。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
予約編
スケジュール編
羽田出発編
北京観光編
北京出発編
ミラノ出発編
トリノ観光編
ミラノ観光編
ヴェネツィア観光編
フィレンツェ観光編
ローマ観光編 part1
バチカン市国観光編
ローマ観光編 part2
ローマ出発編
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた 北京出発編
無事に天安門広場にたどり着き、目標の北京ダックを堪能することができた私たち。本来の目的地に向かうべく、北京空港へUターンしました。
(参照:インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた 北京観光編 - おぼえがき)
マルペンサ空港行きのフライトは中国時間深夜1時にE51搭乗口に集合だったので、北京空港へは21時前につくように戻ってきました。
北京空港からマルペンサ空港まで
今回の教訓
- トランジットラウンジは予約後すぐに番号を控えておく
- 機内は足元が寒い
トランジットラウンジについて
中国国際航空(エアチャイナ)では、4時間以上の乗り継ぎ時間がある航空券を持っている場合、無料でシャワーのあるトランジットラウンジを使用することができるそうです。
こちらのラウンジは、空港の2階部分。ビジネスラウンジやプレミアムラウンジとはまた別の位置にあるので、エアチャイナのロゴに従って探す場合は要注意です。
また、事前予約が必要で、以下より手続きができます。
- 予約管理 / サービスのご予約 / トランジットラウンジ-中国国際航空
※中国語か英語でしか表示されないため、Chromeのサイト翻訳機能を使うことをおすすめします。
予約の方法は以下のブログに詳しく記載されていました。
予約時の注意点
こちらの予約ですが、エラーが続きくじけそうになったので、その時の対処法を記録しておきます。
まず、トランジットラウンジは利用日と同じ年でないと予約できないようです。 今回、2018年9月に航空券を予約したので、2019年1月になるまでラウンジの予約ができず、エラーが出てしまいました。
つづいて、エクスペディアで航空券を予約した場合、Eチケット番号を入れる場面でエラーがでることがあります。
どうやら、パスポート情報をエクスペディアに登録していない状態で航空券を予約すると、いくらあとから情報を更新しても、それまでに購入した分には反映されないようです。
その場合は、エクスペディアへ電話して、パスポート情報を登録してもらう必要があります。
Expedia 電話番号:03-6362-8013(24時間受付)
電話口で「エアチャイナのトランジットラウンジを予約したいができない」と伝えると、パスポート番号を訊ねられます。しばらくすると情報が反映され、上記予約ページでEチケット番号が有効になります。
エクスペディアで国際線の航空券を予約する際は、「アカウント情報を変更」より、事前にパスポート情報を入力してから予約すると、何かとスムーズだと思います。
ここまで書いておいてなんですが、今回私たちは予約を失敗しており、利用できませんでした。おそらく、予約作業を途中でやめてしまったのだと思います。(面倒くさがりの性格が災いしました。)
泣く泣くラウンジを後にして、深夜1時ごろまでその辺のイスで待機することに。翌日のトリノ旅のルートを考えていました。(遅い)
マルペンサ空港へ
時間になったので集合場所の1階E51搭乗口へ向かいました。そこからバスに乗せられ、飛行機へ。今回はすべての座席にブランケットが配布されていました。
中国時間4月28日 2時、予定より30分程度遅れて離陸。5時ごろに目覚めたら、軽食が配布されていました。
夜だったためか、今回も相変わらず静か。今回も中国人と外国人観光客は半々くらいでした。
機内は、特に足元が寒いです。ジェラートピケのソックスを持って行って正解でした。トイレには化粧水やコンセントもあり、狭いけれど快適。
10時ごろ、二度目の機内食が到着。オムレツか、トラディショナルなメニューのどちらかを選べました。食べたらすぐに消灯。イタリア時間では朝の4時だからでしょうか。
イタリア時間6:20(日本は13:30)、マルペンサ空港へ到着。予定よりも早い到着で、この時の着陸が人生で一番ソフトでした。
お水について
余談ですが、中国に観光に行く話を同僚にしたところ、「安すぎる水は買わないほうがいいですよ」と教えてもらいました。なんでも、お腹を壊してしまうことがあるのだとか。
空港の自動販売機の水は安全だとは思いますが、その助言にビビって、4種類くらいあるうちの上から2番目に高い水(写真)を購入しました。
写真を撮るのを忘れてしまったのですが、ミラノに向かう前は、景気付け(?)に一番高い水を買っていきました。ブルーのボトルで、6元でした。
味は可もなく不可もなくというところ。しかし、イタリアに着いてからトランクに詰めていった日本の水を口にした時は、美味しくてちょっと泣きました。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
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インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた 北京観光編
今回はミラノへの便まで11時間ほど待ち時間があったため、北京で北京ダックを食べることに。
手順を間違えて北京空港のみなさまに大迷惑をおかけしたので、忘れないように記録しておきます。
トランジットの空き時間で観光〜北京編〜
今回の教訓
- トイレは見つけたら早めに行くこと
- 特急の券売機はお札が使えない
- パスポートはすぐに取り出せる位置に
- 迷った時は文明の利器を
入国手続き
北京空港に到着したら、スタッフさんの指示に従って進みます。
動く歩道の途中にトイレがあるので、できるだけここで行っておくといいと思います。北京は空港も市内もかなりトイレが少ないです。
ゲートに到着したら、ただ乗り継ぎする場合は一番奥の黄色いレーンへ。入国カードも必要ありません。
トランジットの空き時間に観光する場合、入国カードが必要です。機内でもらえなかった場合は、直進方向左側のカウンターで記入。ホテル、Visa番号、取得地域は無記名でOK。
出口に到着したら、受託荷物受け取りゾーンの方向へまっすぐ進み、黄色いゲート「海关检查区域(Costoms Inspection Area)」を通ります。スタッフさんの指示に従って進み、手荷物チェックを受けます。
参考になったサイト
天安門広場へ
広場に出たら、市内へ向かう特急へ。進行方向右側の「地铁机场线(Airport Express)」の券売機でチケットを購入。金額は一律25元。
しかし、券売機には50元札や100元札が入らないため、小銭がないときは左横のカウンターに並ぶのが賢明です。
カウンターの後ろに改札があるので、カードをピッとかざして通ります。しばらく待っていると電車が到着。
東直駅に着いたら地下鉄2号線に乗り換え。乗り換えの際に何度か登場して慌てた「东」という漢字は、「東」と読むようです。
降りるときはピッとしないで、その下にある隙間にカードを入れ、回収してもらいます。
券売機で4元支払って、ピッとして通過。階段を降りたら進行方向右側の電車にのって、建国門駅へ。地上への階段を上ったら、ディスプレイ通りに1号線へ。
天安門東駅で降りたらディスプレイに沿って出口へ。天安門付近ではパスポートを提示する機会が多いので、すぐに取り出せる位置に入れておいた方がいいと思います。
全聚徳で本場北京ダックを堪能
一通り天安門広場を観光したあとは、前門駅周辺にある全聚徳へ。
北京ダックは1羽単位で注文できます。4人くらいで食べるのがちょうどいいくらいの大きさです。
北京ダックの他に、スープや春巻きなどを注文しましたが、完全に頼みすぎました。(というか、スープは付いてきました。)
お会計は349元(約5,800円)。内訳は以下の通り。
(元) | |
---|---|
全聚德精品烤鸭(北京ダック) | 238 |
椒盐鸭架(唐揚げ) | 12 |
鸭丝春卷(鴨肉の春巻き) | 24 |
罐烩鸭舌乌鱼蛋(ワンタンスープ)×2 | 44 |
服务费(サービス料) | 31.8 |
小計 | 349 |
これで「北京で北京ダックを食べる」という目標は達成したため、本来の目的地に向かうべく、北京空港へUターン。
マルペンサ空港行きのフライトは深夜1時にE51搭乗口に集合予定。それまでにラウンジでシャワーを浴びたりする予定だったため、余裕を持って19時ごろに全聚德を出発しました。
帰りも、行きと同じ要領で前門駅から空港まで帰ってきました。
出国ゲートでは入国と同じ要領で出国カードを記入し、外国人とかかれた緑色のレーンへ。先ほど記入したカードとパスポート、航空券を提示して通過。
北京空港のセキュリティチェックはとても厳しいです。スプレーや化粧水、バッテリーだけではなく、化粧ポーチの在り処まで聞かれます。(液体がなければ出さなくていいと思いますが、念のため出しました。)
ボディチェックも慎重で、腰回りや足首周りもきっちり触って確認されました。
道に迷ってしまったら
混雑した空港では、どちらに進んだらいいかわからなくなってしまうことが多々あるかと思います。
そんなときはこちらの画面を見せましょう。「しょうがない観光客だな」という調子で案内してくれます。
また、音声翻訳機能のついたアプリもおすすめです。今回の旅ではこちらが大活躍でした。
オフラインで使えるもの、母国語と外国語をすぐに切り替えられるものなど、事前にチェックしてインストールしていくと、現地で慌てずに済みます。
今回のお会計(一人あたり)
(元) | |
---|---|
水×2 | 11 |
鉄道 | 58 |
全聚德(2人分) | 349 |
スタバ | 30 |
小計 | 448 |
今回、観光用に2人で1万円分(540元)の中国元を換金して持って行きました。
結果はかなりギリギリ。
ミラノ行きの空港に乗る時点で、1元硬貨が5枚しか手元に残らず、帰りのトランジットの際に空港内でエクスチェンジする羽目に。
次回はもう少し多めに持っていこうと思います。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
予約編
スケジュール編
羽田出発編
北京観光編
北京出発編
ミラノ出発編
トリノ観光編
ミラノ観光編
ヴェネツィア観光編
フィレンツェ観光編
ローマ観光編 part1
バチカン市国観光編
ローマ観光編 part2
ローマ出発編
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた スケジュール編
今回のスケジュール編
ろくに下調べもしないまま強行することになった今回のイタリア旅行。おおまかなスケジュールを振り返ると、以下の通りでした。
ある程度体力と気力がないと、厳しいスケジュールです。じっくり見てまわりたいと考える方には全くおすすめしません。
4月27日(土)
10:00 羽田空港 出発 (羽田空港から北京空港まで)
14:00 北京 観光(トランジットの空き時間で観光〜北京編〜)
4月28日(日)
1:30 北京 出発(北京空港からマルペンサ空港まで)
6:30 ミラノ 到着(マルペンサ空港からトリノまで)
11:00 トリノ 観光(チョコレートショップ巡り/ランチ)
18:05 ミラノ 到着
4月29日(月)
7:30 ミラノ 観光(ドゥオーモ/ガッレリア/ランチ)
16:10 ヴェネツィア 到着(カジノ/ディナー)
4月30日(火)
7:30 ヴェネツィア 観光(サン・マルコ寺院/ムラーノ)
16:05 フィレンツェ 到着(サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局/ディナー)
5月1日(水)
8:00 フィレンツェ 観光(シニョーリア広場/ドゥオーモ/ファルマチア・SS・アヌンツィアータ)
16:05 ローマ 到着
5月2日(木)
7:30 ローマ 観光(トレヴィの泉/コロッセオ/スペイン広場)
11:30〜17:00 バチカン市国 観光(バチカン美術館/サン・ピエトロ大聖堂)
5月3日(金)
9:30 ローマ 観光(カステルロマーノ/免税手続き)
18:07 フィウミチーノ空港 到着
20:50 ローマ 出発(フィウミチーノ空港から羽田空港まで)
5月4日(土)
12:20 北京空港 到着
22:00 羽田空港 到着
※ 時間表記はすべて現地時刻。日本とイタリアは7時間、日本と中国は1時間の時差があるため、日本がお昼の12時のときイタリアは朝5時、中国は11時です。
5泊8日の旅で使用した金額は、お土産代を抜くと大体30万円。
1日あたり1万円プラスαと考えて、約7万円分(550ユーロ)を事前に換金しました。お土産は基本的にまとめて買ってクレジットカードで購入しました。
また、トランジットの空き時間で観光するため、中国元も2人で約1万円分(540元)を換金して持って行きました。
結果的にユーロは少し余りましたが、中国元は少し足りず、現地でエクスチェンジしました。
航空券や宿泊費、電車代、入場料などの細かい内訳については、各回で紹介していきます。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
予約編
スケジュール編
羽田出発編
北京観光編
北京出発編
ミラノ出発編
トリノ観光編
ミラノ観光編
ヴェネツィア観光編
フィレンツェ観光編
ローマ観光編 part1
バチカン市国観光編
ローマ観光編 part2
ローマ出発編
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた 羽田出発編
羽田空港から北京空港まで
いよいよやってきた旅行当日。予約編のおさらいになりますが、今回予約した行きのチケットは以下の通り。
(参照:インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた 予約編 - おぼえがき)
4月27日 8:30 羽田空港→11:20 北京空港
4月28日 1:30 北京空港→6:30 マルペンサ空港(ミラノ)
北京空港で14時間10分の乗り継ぎ待機時間あり。
今回の教訓
- 旅程表は印刷していくのが賢明
- オンラインチェックインは失敗しがち。潔くあきらめましょう
- トランジットで観光する場合、機内で入国カードをもらいましょう
4月17日 4時45分 空港到着
今回は特に大型連休初日だし、国際線に乗るときは何があるかわからないので、出発の3時間前までには空港に着いておきたいと考えていました。
しかし、始発のバスを調べてみると、6:45国際ターミナル到着予定。航空券を予約する時点で、家から空港までのことを考えて予約した方がよかったなと思いました。
少し早すぎるかなと思ったのですが、念には念をということで(ただ他の選択肢がなかっただけですが)4:45に羽田空港に到着するバスを予約。
空港に到着すると、想像していたよりもガラガラで拍子抜け。フライトの時間を確認すると、8:30から10:00に変更とのことで、さらに拍子抜け。
チェックインカウンターどころかレンタルWi-Fiの受け取りロッカーも空いていなかったため、とりあえず空港構内のタリーズへ。
オンラインチェックインができると聞いてトライしてみるも、うまくできず。
(参照:Manage My Flight | Expedia.co.jp)
5:40ごろにレンタルWi-Fiを受け取りにロッカーへ。 その後、チェックインカウンターへ向かい、機械でチェックインをトライするも失敗。諦めて手荷物を預ける列に並びました。
今回はKカウンター。「チェックインはSカウンターへ」と書いてありましたが、Kカウンターでも問題なく受け付けてもらえました。
30分ほど並び、無事チェックイン。北京までとミラノまでの2枚の航空券を受け取って、荷物を預けて手荷物検査所へ。預かり荷物はミラノまで受け取れないので、北京で必要な着替えなどは持ち込み荷物に入れていく必要があります。
中国国際航空のエコノミーは、預けられる荷物は23kg 1個まで。持ち込み荷物は5kg 1個までとのことです。手荷物の重量については、特に計測されることはありませんでした。
(参照:中国国際航空会社|中国航空-AraChina中国旅行)
7時ごろ、セキュリティチェックを終えて、出国ゲートを通過。免税店を少し見て回りました。
国内のブティックで購入すると30万円ほどするティファニーの指輪も、免税店では26万円。 免税店で購入したものは、出国後(今回の場合北京に到着したら)に開封してもOKとのことです。商品は電話での取り置きも可能で、メンテナンスなども国内のブティックで受けられるそうです。
9時30分ごろ、搭乗口へ集合(今回は131)。バスで飛行機まで移動。
機内は想像以上に静かで、中国人以外の観光客が多い印象。各座席に配られたクッションがとっても快適でした。ブランケットは透けるほど薄手ですが大判で暖かかったです。
トランジットの空き時間に、観光を考えている方は、機内で入国カードをもらい、記入しておくとスムーズです。飛行機に乗るときは、ボールペンを1本持っておくといいです。行きも帰りも必要なタイミングがありました。
10時15分、離陸。その1時間後くらいにジュース、機内食が配布される。オムレツか鯖が選べました。
中国時間13:05(日本は14:05)、着陸。トランジットの空き時間で観光したい場合、ゲートが違うので注意。
次回は、トランジットの空き時間で観光する時の気をつけるべきポイントについて記録したいと思います。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
予約編
スケジュール編
羽田出発編
北京観光編
北京出発編
ミラノ出発編
トリノ観光編
ミラノ観光編
ヴェネツィア観光編
フィレンツェ観光編
ローマ観光編 part1
バチカン市国観光編
ローマ観光編 part2
ローマ出発編
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた 予約編
予約編
天皇退位で大型連休になると聞いて、せっかくなのでヨーロッパ旅行を計画。念願のイタリアに行くことに。
日々仕事に追われる中、勢いで予約し、ろくに下調べもせずに当日を迎えることとなりましたが、多くの旅行者のみなさまによる情報により、とても楽しい旅を過ごすことができました。
次回行く時に二の轍を踏まないために、近々イタリア旅行を計画している方のために、参考になったサイトや気をつけるべきポイントをまとめていきます。
今回の教訓
- ハイシーズンにツアーで予約する場合はお早めに
- ホテルの予約は立地とレビューを参考にしましょう
- 人気の観光施設の予約も忘れずに
今回は往復の航空券と5泊分のホテルを、Expedia(エクスペディア)で予約しました。
2018年9月26日 航空券予約
10連休の噂を聞きつけた8月ごろからイタリア旅行を検討しはじめました。 この頃は、ローマ・フィレンツェ・ベネツィア・ミラノの5泊8日周遊で30〜45万円くらいのツアーを予約しようと考えていました。
しかし、忙しさと面倒くさがりの性格が災いし、真剣に予約を考え始めたのは結局9月の終わりごろ。その頃にはすでに予約不可のツアーが勃発。
今後二度とないかもしれない、公的な10連休。どうしても行きたかったので、航空券のみを予約することにしました。
この時点で航空券もかなり選択肢が狭まっており、直行便はすでに予約が取れない状況。そんな時に目についたのがエクスペディア。今回は以下の航空券を予約しました。
【往路】
4月27日 8:30 羽田空港→11:20 北京空港 所要時間:3時間50分
4月28日 1:30 北京空港→6:30 マルペンサ空港 所要時間:11時間
北京空港で14時間10分の乗り継ぎ時間があり、110,570円/人。
【復路】
5月3日 21:15 フィウミチーノ空港→5月4日 13:10 北京空港 所要時間:9時間55分
5月4日 17:10 北京空港→21:30 羽田空港 所要時間:3時間20分
北京空港で4時間の乗り継ぎ時間があり、43,980円/人。
※ エクスペディアの時間表記はすべて現地時刻。日本とイタリアは7時間、日本と中国は1時間の時差があるため、日本がお昼の12時のときイタリアは朝5時、中国は11時です。
往復合わせて約15万円。エクスペディアで、さらに中国国際航空…色々な噂は聞いていたけれど、やっぱり連休でも手頃な価格で旅行できるのは魅力的。
適当なフライトを選び、決済を押すとすぐに「旅行確認通知」のメールが届きました。
その後は特に音沙汰もなく、11月26日に1通、フライト時間の変更メールがしれっと届いていました。復路のフィウミチーノ発のフライトが、21:15→20:55に変更という内容でした。
このメールの内容については、エクスペディアの旅程表も勝手に更新されており、当日にもフライト時間の変更があったため、特に保存しておく必要はありませんでした。
2019年1月13日 ホテル予約
とりあえず航空券はおさえたし、あとはなんとかなるっしょ、と考えていたところ、気づいたら年が明けていました。
予算は1泊あたり5千円/人。こちらもエクスペディアで予約することに。
ホテル選びは、駅からできるだけ近いところと、日本語のレビューがあるところの2点に気をつけて予約しました。
結論から言うと大正解。
今回のように各地を転々とする際は、毎回大きなスーツケースを引きずり回すことになるため、駅近はマストの条件です。また、チェックアウト後の手荷物預かりサービスがあるところは、とても良かったです。
もう一点目の、日本語のレビューを参考にしつつ、レビューの数自体が多いところを探していく方法も、良かったポイントのひとつでした。
同じ日本人の価値観は結構頼りになるので、恩返しを込めて、これからレビューを書きまくっていこうと思います。
各ホテルについての詳細については、各日程のところで触れたいと思います。
観光施設の予約について
それから、ローマやフィレンツェに行かれる際に特に気をつけたほうがいいこと。
コロッセオやバチカン美術館、フィレンツェのドゥオーモなど、完全予約制または3〜4時間の大行列は当たり前の観光施設がいくつかあります。
現地に着いてから悲しい思いをしないためにも、これらの施設は航空券をおさえると同時くらいに予約することをおすすめします。(今回遭遇した残念な思い出も、後々記録していきます。)
行きたいところを先に決めて、その予約時間に合わせて航空券を取るというのもいいかもしれません。
今回のお会計(1人あたり)
(円) | |
---|---|
往復航空券 | 154,550 |
ミラノ(4月28日) | 5,457 |
ベネツィア(4月29日) | 6,974 |
フィレンツェ(4月30日。朝食付) | 6,726 |
ローマ(5月1・2日。朝食付) | 11,809 |
小計 | 185,516 |
今回のスケジュールはこちらの通り。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた スケジュール編 - おぼえがき
レンタルWi-Fiについてや、外貨両替、当日役に立ったアプリについても、後日記録したいと思います。
インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた
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羽田出発編
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