インターネットの情報だけを頼りにイタリアに行ってみた ヴェネツィア観光編
水の都 ヴェネツィアは、有名観光地なだけあって、日本語が話せる方が多く安心して過ごせます。
お金をたくさん持っていたら、何度でも行きたい街でした。
ヴェネツィア観光
今回の教訓
- ヴァポレットの乗車券はサンタ・ルチーア駅で買える
- 本島からムラーノ島行きのヴァポレットは朝激混む
- かならず歩きやすい靴で
ヴァポレット(VAPORETTO)
ヴェネツィアの移動は基本的に水上バスときいて(調べて)いたので、まずはチケット売り場「Venezia Unica」を探しました。
売り場のあるローマ広場までは、一度サンタ・ルチーア駅に戻り、左側の橋を渡る必要がありました。(後から知ったことですが、サンタ・ルチーア駅でも購入できるそうです。)
75分間有効の1回券は7.5ユーロ、24時間券は20ユーロ。3回くらい乗るだろという軽はずみな気持ちで24時間券を購入。
ヴァポレットのチケットの種類や買い方などは、こちらのブログがとてもわかりやすいです。
ルート検索はすべてGoogle Maps頼みです。
Casinò di Venezia
Casinò di Venezia(カジノ・ディ・ヴェネツィア)は、1638年から営業している世界最古の公営カジノ。
こちらのブログを参考にして行きました。
ローマ広場からは無料の水上バスが出ているそうですが、見当たらず…やむなく24時間券を使って目的地まで向かいました。
ドレスコードについて書かれていますが、普段着+運動靴で問題ありませんでした。
女性はカジュアルすぎず…という一文を鵜呑みにし、ワンピースにハイヒールで行き、鬼寒い&鬼痛い思いをしましたが、周囲にそんな格好をしている方は一人もいませんでした。
場内は韓国やシンガポールのようなガヤガヤギラギラしたような感じではなく、見た感じ60〜70歳くらいの高齢のお客さんが多い印象でした。
換金所には日本語が話せるスタッフさんがたまたまいて、場内でのルールを教えてくれました。
ディナー
23時ごろまでいましたが、お腹が空いてきたのでカジノを後にし、歩いて近くのレストランを探しました。
23時にCLOSEするところも多いようで、少しうろうろして見つけたレストラン「Trattoria Ai Do Fradei」に入りました。
カレイのグリルも、ホタテのフェットチーネも美味しかったし、スタッフのお兄さんも日本語が上手で、置き忘れたスマホを追いかけて届けてくれるほど親切でした。
二人で110.5ユーロでしたが、楽しい時間を過ごすことができました。
Trattoria Ai Do Fradeiの店舗情報
住所:Cannaregio, 1836, 30121 Venezia VE
営業時間:11:00〜24:00
店舗情報:Trattoria Ai Do Fradei (ベネチア) の口コミ225件 - トリップアドバイザー
ヴェネツィア観光
目が覚めたら7時前。チェックアウトまで4時間ほどあったので、朝の散策に出かけることにします。
ホテルの前の細い路地を抜けると、鮮魚や野菜の朝市がでていました。
ヴァポレットは4〜5時くらいから動きはじめているので、朝の散策も捗ります。
リアルト橋
サンタ・ルチーア駅前の停留所「Ferrovia」から1番線のヴァポレットに乗り、16分。6駅目の「Rialto」で降ります。
ヴェネツィアを二分する「カナル・グランデ」にかかる橋の中で最も古い橋。朝から観光客で賑わっていました。
サンマルコ広場
リアルト橋から徒歩で6分。かの有名なサンマルコ広場に到着です。
8:25ごろに到着したところ、写真を撮っている途中でお土産の屋台が出はじめたので、厳かな雰囲気を味わいたい方は、8時前に行くのがおすすめです。
サンマルコ寺院の緻密なモザイク画や、寺院隣の時計塔のきらびやかな盤面にうっとり。壮大すぎて写真におさめられない…
ウェディングドレスで記念撮影をしているカップルもいて、とても心が洗われました。
フラーリ聖堂
サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂へ。
サンマルコ寺院からドゥカーレ宮殿に向かって歩き、つきあたりを右に曲がるとヴァポレットの停留所「San Marco Vallaresso "A"」があるので1番線に乗ります。
(GoogleMapでは「Ca' Rezzonico」で降りると書いてありますが、なけなしの記憶の中ではSan Tomaで降りたような…)
ちなみにここで逆向きのヴァポレットに乗ってしまいました。船の逆走は不安がやばかったです。
入場料は3ユーロ。場内は広く、16世紀に作られた時計の歯車や彫刻、絵画などが展示されており、美術館のようでした。
モーニング
フラーリ聖堂から歩いてサンタル・チーア駅まで戻り、商店街を散策。
ヴェネツィアに到着した時から気になっていた、上半身よりでかいピッツァが食べたくて、テイクアウト。こ〜んなに大きいのに、一切れ2.5〜3.5ユーロ!
調子に乗って特大ギチギチカルツォーネまで頼んだ私たちは、すぐに泣きを見ることになります。
ムラーノ観光
パンパンのお腹をかかえながら、11時にチェックアウト。
予約している特急は14:00発で少し時間があるので、すこし観光を続けることに。
フロントスタッフの方にしらじらしく近くのロッカーの場所を聞いてみると、快く預かってくれるといいます。
料金は忘れてしまいましたが、たしか1つあたり7ユーロ。駅前の手荷物預け所(大きいスーツケース 1つあたり8ユーロ)より安かったと思います。
駅前の商店街で見かけたミルフィオリのお皿に一目惚れしてしまい、ずっと買うか悩んでいたこともあり、原産地のムラーノ島に足を運ぶ決意をしました。
朝の散策でサンタ・ルチーア駅前の3番線がムラーノ島行きと書いてあったことを確認していたため、迷わず駅前に向かいます。が、激混み…
限られた残り時間だったので、そわそわしながら並ぶこと小一時間。やっと乗れました!
今知ったのですが、「F.te Nove “A”」という停留所から乗った方が時間短縮できたようです。
12時すぎにムラーノに到着し、大慌てで市街地を駆け抜けます。
サン・ピエトロ・マルティーレ教会をチラ見、サント・ステファノ広場をチラ見。こんなもったいない旅行は、金輪際この世にあってはならない。
あまりに余裕がなさすぎたことと、下調べしなすぎたせいで、お目当てのガラス細工は見ることができず…
予約した特急に乗れないことが何よりも怖かったので、12時半すぎにはムラーノ島を後にしました。
ミルフィオリのお皿は、結局駅前の商店街で46ユーロで購入しました。
フィレンツェへ
サンタ・ルチーア駅からフィレンツェSMN駅まではItaloで2時間。二人で59.8ユーロでした。
Italoもオンラインで予約すると、予約コードが送られてきます。それを車掌さんに見せるだけでOKです。
予約方法はこちらのブログに詳細が書かれています。
時間通り、16:05にフィレンツェSMN駅に到着しました。
チェックイン
駅を出てサンタ・マリア・ノベッラ広場方面に向かいます。道が史上最強にガタガタなので、重いスーツケースを持っている方は要注意です。(てのひらのマメ再来)
今回は広場沿いにある、ホテル ウニベルソを予約。2人で13,452円。市税は1人あたり4ユーロ。
スーツケースを全開に広げるスペースはありませんでしたが、タオルやドライヤーもあり、寝るのには困りませんでした。
広場沿いなので、ジェラートもすぐに買いに行けるし、観光にはちょうどいい位置。
夜は遅くまで騒がしかったですが、チェックアウト後も荷物を無料で預かってくれるサービスもあり、とても嬉しかったです。
次回もここに泊まりたいです。
ホテル ウニベルソの詳細情報
チェックイン対応時間:14:00〜24:00
チェックアウト:12:00
ホテル詳細:ホテル ウニベルソ|口コミ、部屋写真&料金、お得情報|エクスペディア
今回のお会計(一人あたり)
( € ) | |
---|---|
ヴァポレット24時間券 | 20 |
カジノ | ? |
ディナー | 55 |
フラーリ聖堂入場券 | 3 |
モーニング | 3.5 |
軽食 | 6 |
手荷物預かり | 7 |
特急(ヴェネツィア→フィレンツェ) | 29.9 |
ホテル(フィレンツェ) | 54 |
市税(フィレンツェ) | 4 |
小計 | 182.4 |
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